
Mighty・Mild🄬におけるカケワレ防止研磨に関する特許を登録
重圧バレル研磨機/Mighty・Mild🄬の加速中に発生するワークのカケや打痕を大幅に低減する制御方法の発明です(特許第7852895号)。
本特許は、金沢大学と㈱チップトンとの共同発明です。

重圧バレル研磨機/Mighty・Mild🄬の加速中に発生するワークのカケや打痕を大幅に低減する制御方法の発明です(特許第7852895号)。
本特許は、金沢大学と㈱チップトンとの共同発明です。


金沢大学との共同研究成果が、2026年5月19日~22日に横浜で開催された国際会議「8th CIRP Conference on Surface Integrity(CSI2026)」で発表されました。
CSIは、加工表面の品質や機能性に関する世界的な研究者・技術者が集う国際会議であり、表面性状分野における重要な学術交流の場です。
本研究では、遠心バレル研磨において目標とする角R(丸み)を得るために必要な研磨時間を、高精度に予測するモデルを開発しました。
これまで研磨時間の設定は経験やトライ&エラーに依存していましたが、材料除去メカニズムと接触理論に基づく計算式を構築することで、必要な研磨時間を推定できることを実証しました。
当社は今後も産学連携を通じて、バレル研磨技術の理論構築を推進してまいります。

砥粒加工学会誌 Vol.70 No.4(2026年4月号)の特集「加工現象の見える化技術の最前線」において、当社技術者による論文「バレル研磨工程の可視化技術」が掲載されました。
本論文では、バレル研磨における流動の撮影やDEMシミュレーション技術を活用し、遠心バレル研磨における打痕低減や、硬脆材ワークの研磨条件最適化に関する取り組みを紹介しています。
従来は熟練者の経験に依存していた加工条件の選定を、定量的かつ体系的に最適化する技術として、その有効性を示しました。
当社は今後も、バレル研磨技術の高度化とお客様の課題解決に貢献してまいります。

テイラー渦流式連続晶析・反応装置「TVF」は、優れた温度制御性能を備えています。
晶析プロセスでは、わずかな温度変化が粒径分布や結晶品質に影響を与えるため、反応槽の出口液温度を±0.5℃以内で安定的に制御することが重要です。

TVFでは、駆動部やシール部、さらには反応槽内のせん断に起因する発熱を抑制するため、
・±5μm以下の精密な回転軸精度による駆動部の発熱防止
・発熱しない独自設計のダブルメカニカルシール
・伝熱効率の高い外筒ジャケット構造
といった最高レベルの温度制御機能を備えています。
その結果、連続生産時における出口液温度の経時変化を、従来の約±2℃から大幅に改善し、±0.2℃の範囲で安定制御できることを確認しました。
この優れた温度制御機能が評価され、TVFは連続晶析やフロー合成プロセスで採用されています。