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第4回共同研究成果発表会

2023年6月2日(金)、第4回の共同研究成果発表会が本社ホールで開催されました。

今年は特許講演を含む5テーマの発表が行われました。

・特許法律事務所樹樹 加藤先生 「特許を日常業務に活かすコツ」

・神戸大学 : TVFに関する講習

・金沢大学 : バレル研磨に関する講習

・社員発表 : 2件

産学連携を今後も強化することで、チップトンの技術基盤をより強固にしていきます。

TVFの気液スラグ流に関する特許を登録

テイラー渦流ナノリアクターによる混合や粒径の均質化・均一化に効果的な気液スラグ流の発明です。国立大学法人神戸大学との共同発明「流体の制御方法、及びテイラー渦流反応装置」(特許第7213513号)です。

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国際学術誌「Chemical Engineering and ProcessingーProcess Intensification」に気液スラグ流の研究成果を発表

同誌183号に「flow and mixing characteristics of gas-liquid slug flow in a continuous Taylor-Couette flow reactor with narrow gap width」を掲載しました。テイラー渦流ナノリアクターによる混合や粒径の均質化・均一化に効果的な研究成果で、神戸大学との共著論文です。(執筆者と共同研究者:神戸大学/清水啓吾、菰田悦之、大村直人。チップトン/加藤海里、小林知之)

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国際学術誌「International Journal of Automation Technology」にジャイロ研磨機の研究成果を発表

同誌17号に「Finishing speed improvement using side cover plates in gyro finishing」を掲載しました。ワークの加工速度を向上させる拘束板を設けることでリードタイムの短縮効果が得られました。金沢大学との共著論文です。(執筆者と共同研究者:金沢大学/橋本洋平、中山友吾、古本達明、細川晃。チップトン/関谷章仁、山田哲也、河原達樹)

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テイラー渦流ナノリアクター(連続フロー合成晶析装置)「TVF🄬」に関する学術論文が、欧州Chemical Engineering and Processing誌に掲載されました

神戸大学大学院 大村研究室との共同研究「気液スラグフロー混合」の学術論文が、欧州Chemical Engineering and Processing誌に掲載されました。

この論文では、高速回転・極小ギャップの当社TVFと、神戸大学の混合プロセス強化技術の融合により、連続フロー合成における高い押し出し性(軸方向拡散が従来の1/1000)をはじめて実現したことを報告しており、本技術は医薬、精密化学業界における活用が期待されています。(国際特許出願済)

詳細は、当社ホームページや担当営業までお問い合わせください。

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神戸大学大学院 大村研究室>