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開発ヒストリー④コーティング装置


「磨く」から「コーティング」へ
それは熟練の技を自動化した

モノを磨くことが目的だったバレル研磨機。
しかし、その可能性はあるリクエストから「コーティング」という技術にまで応用を見せた。

飴玉の上に砂糖をまぶしたいというリクエストに

飴玉の上に砂糖をまぶしたいというリクエスト

モノを磨くことがチップトンの技術だが、ある時こんな要望が寄せられた。
「飴玉の上に砂糖をまぶしたいのだが…」と、ある菓子メーカーからの相談だった。
従来、それは人の手で行われていた。
それを「何とか自動化したい」というのが、菓子メーカーからのリクエスト。
ここでは、振動バレル研磨機の運動をコーティングに応用発展させ、
その希望通りの飴玉作りに成功することができた。

新機種開発でどんな要望にも対処しよう

新機種開発でどんな要望にも対処しよう

会社としては嬉しい悲鳴だが、一つの要望をクリアーすれば、
次から次へとリクエストが寄せられてくる。
しかし、菓子の素材によっては難しいケースも。
例えば糖蜜やチョコレートの場合、粘りがあるため、それまで使用していた
振動タイプでは対応が難しいことが分かった。機種を変えてはテストを繰り返し、
最終的に出た結論が“渦のような流れ”を用いた研磨機を応用した新機種の開発だった。

熟練工同様の”匠の技”を実現!

熟練工同様の”匠の技”を実現!

こうして、磨く技術を菓子のコーティングに応用したのが
「バレルコーティング」という機械。
これによって作業時間は半分から1/3まで省力化できるようになった。
さらには、熟練工同様の匠の技をも実現。今までできなかったサイコロの飴作り、
あるいはレーズンの上にホワイトチョコ、ガムの上にシロップ、ピーナッツの上に
小麦粉を乗せるなど、繊細なコーティング技術を実現したのである。

遂に完成!

バレルコーティング
バレルコーティング
コーティング装置とは?
「磨く」技術を「コーティング」技術に応用して開発したのがコーティング装置です。
アーモンドチョコ、キャンディー、豆菓子、チューイングガムなどの表面にチョコレート、ビタミン、
小麦粉をつけたり、シロップを使用した粉掛けなど、多彩なコーティング技術に対応しています。